written: 2001 .. 2015-02-05

ブロードバンド・サービスの比較と選択

WiMAX

WiMAX の今後を深読みするWiMAX に一本化してみた

iPad SIM ロックフリー

SIM ロックフリーの iPad をソフトバンクの場合と比較してみました

2011-06-11 記

非携帯ユーザーであるという特殊な立ち位置の僕ですが、「固定電話とインターネット」を中心にした場合、NTT と KDDI とソフトバンクの中で、どの通信会社を選択するのが最良の選択なのかを、ここで論じてきました。僕がこれまでに出してきた解答は「KDDI」でした。そして、それは今でも変わらず、以前よりもさらに状況は良くなっています。それは、全国の多くのケーブルテレビが、KDDI 系の「ケーブルプラス電話」という IP 電話サービスを利用しているからです。

2、3 年前に、KDDI がケーブルテレビ最大手の J:COM を買収したニュースは知っている方もいらっしゃるかと思いますが、KDDI は J:COM 以外にも JCN などのケーブルテレビ系の大手を次々に傘下に収めており、「固定電話網+携帯電話網+ケーブルテレビ網」という形で強力に全国展開しています。「固定電話網+携帯電話網」の NTT、「携帯電話網」のソフトバンクとの違いが生じてきました。

以前は、自分が KDDI の IP 電話を使っていても、他で KDDI の IP 電話を使っている人が限定的だったため、自分の家族以外に無料通話のメリットを発揮する機会は多くはありませんでした。ところが、今年 7 月の「地デジ化」によって、ケーブルテレビに加入し、電話も「ケーブルプラス電話」に乗り換える人が多くなってきたので、にわかに KDDI 系 IP 電話網が使えるものとなってきたのです。

KDDI 系の固定電話や、ケーブルテレビのケーブルプラス電話(この両者をまとめて KDDI では「au おうち電話」と呼んでいます)に加入している人は、さらに携帯電話も au にすれば、「au おうち電話」から発信する「au おうち電話と au 携帯」に向けた通話が無料になります(詳細はau まとめトークを調べてください)。この場合特に、KDDI の普通の固定電話で構わず、特に 050 IP 電話サービスを利用する必要などはありません。携帯も au であることの確認は、ケーブルテレビ会社において登録する連絡先の携帯電話番号が au の番号かどうかで、向こう側でチェックして自動的に適用になる制度のようです(本当に適用されているかどうか不安な場合は、ご利用のケーブルテレビ会社に問い合わせてみてください)。

従来は、自分が非携帯ユーザーなのであくまでも「固定電話とインターネットを中心にした場合」という限定付きで、KDDI をプッシュしていました。携帯ユーザーには別の観点があるので、必ずしも KDDI でなくとも、NTT やソフトバンクという選択肢が良い場合もあるだろうという考えでした。しかし、「ケーブルプラス電話」によって、携帯ユーザーもむしろ、固定電話との相乗効果を狙う場合、KDDI(au)がお勧めだと言えます。固定電話回線(インターネットを含む)を全く利用しない「携帯オンリー」の人の場合は、NTT ドコモやソフトバンクありかと思います。しかし、携帯も固定電話回線も両方とも使う場合は、KDDI(au)が圧倒的にお勧めです。

ブロードバンド関連費用の比較(税抜)

FTTH(光回線)の場合

(2014-06-22 現在)

NTT vs KDDI
NTT 東日本 Bフレッツ
マンション(8 契約以上の場合)

(with BB.excite)
KDDI
au ひかり マンション
(8 契約以上の場合)
光回線¥2900NTT 東日本¥3700KDDI
プロバイダー¥500BB.excite
ルーターレンタル料¥450NTT 東日本
VDSL モデムレンタル料¥350¥400
月額ネット費用小計¥4200¥4100
固定電話基本料¥500NTT 東日本¥500KDDI
月額通信費用合計¥4700¥4600

ADSL(メタル回線)の場合

(2014-06-22 現在)

NTT vs KDDI vs ソフトバンク
NTT 東日本
Flet's ADSL 8M

(with BB.excite)
KDDI
au one net
ADSL one 30
Yahoo! BB
ADSL 8M
おとくラインタイプ
ADSL 回線¥2650NTT 東日本¥1200KDDI¥3128Yahoo! BB
モデム(兼ルーター)レンタル料¥490¥780
プロバイダー¥500BB.excite ¥1000
月額ネット費用小計¥3640¥2980¥3128
固定電話基本料¥1700NTT 東日本 ¥1500KDDI¥1500ソフトバンクテレコム
月額通信費用合計¥5340¥4480¥4628

※:公式には ADSL one 自体のプロバイダ料金は¥2200 で、そこに電話サービスを付加する形の場合の加入電話料金は¥300 となっているが、実際のところ KDDI の加入電話(メタルプラス)を単体で利用する場合には¥1500 である。つまり加入電話基本料金を¥1500 として逆算すると本当のプロバイダー料金は¥1000 であることがわかる。ちなみに、NTT のフレッツ ADSL に au one net を単なるプロバイダーとして組み合わせて利用する場合のプロバイダー料金は¥1100 であるから、結局のところ「¥100 だけ割引」してくれていることになる。

総括

上掲の 2 表からわかるように、総合的には KDDI が圧勝気味のようである。

まず、先に ADSL から言うと NTT だけダントツに割高。昔は Yahoo! BB が割安なイメージがあったが、現状では KDDI が最安となっている。

そして主流のFTTH(光回線)。料金面からすると、KDDI の方が安いものの、大差はない。しかし、NTT の場合、NTT のひかり電話の加入者同士であっても、通話料は有料である。一方の KDDI が au ひかり電話の加入者同士が無料で通話できるのと比較すると、中身には圧倒的な違いがある。

加えて、KDDI の場合は、au の携帯ユーザーに対しては、各種の割引サービスが存在する。一方、ドコモの携帯を使っていて、固定回線にも NTT を選んだからといって何らかのメリットがあるわけではない(今のところ、NTT グループの分割問題などがあって、NTT グループではそのようなグループ企業による相乗サービスは行えない)。つまり、au 携帯ユーザーは固定回線も KDDI をセットで選ぶべきだが、ドコモ携帯ユーザーは固定回線は NTT を使っても KDDI を使ってもどちらでもよい。

ソフトバンク(Yahoo! BB)については、今や、「携帯電話のみ」の利用者にとってしか魅力のない会社であり、固定回線の候補としては、これといったものが見付けにくくなってしまった。

NTT が自社の光電話加入者同士の通話を無料にできない理由は、その圧倒的シェアに自己起因する。KDDI が 2 番手でありながら光回線の価格面で NTT に対抗できないでいる状況は、NTT が採算度外視の価格設定によって光回線のシェア独占を強引に推し進めていることを物語っている。そこまでしてせっかく大量の利用者を確保しても、その人たちに無料のひかり電話を使われては通話料が稼げなくなって自滅である。一方の KDDI(やソフトバンク)は少数派勢力だからこそ、加入者同士では無料となる au ひかり電話をセールスポイントにし続ける必要がある(もし仮に KDDI が NTT のシェアを上回って多数派になったのならば、当然 au ひかり電話の無料通話は自ら首を締めることになるから、やはり NTT の「ひかり電話」と同様の方策をするだろう)。つまり、一部の目ざとい人であれば、加入者同士無料の au ひかり電話を狙って、敢えて 2 番手の KDDI(または 3 番手のソフトバンク)を選ぶのである。

我が家のネットワーク構成

自宅マンション⇔NTT浦和東(線路距離長:2200m;伝送損失:33(+15)dB)
Internet <--FTTH--> MDF <--VDSL--> VDSL装置 (H02VD4) <--LAN--> Router (AtermBL170HV) <--LAN--> PC
          (1Gbps)        (69Mbps)                    (100Mbps)        (+AtermWL54AG) (100Mbps)

実家マンション⇔NTT浦和東(線路距離長:2650m;伝送損失:32(+31)dB)
Internet <--FTTH--> MDF <--VDSL--> VDSL装置 (H02VD4) <--LAN--> Router (AtermBL170HV) <--LAN--> PC
          (1Gbps)        (70Mbps)                    (100Mbps) ↑     (+AtermWL54AG) (100Mbps)
                                                               └WiFi-> AtermWL54SE2 <--LAN--> PC
NEC AtermWL54AGAtermBL170HV 用
無線 LAN 親機アダプター
1000 円程度でオークションで入手。BL170HV はこれさえ装着すれば、
無料で無線 LAN 機能が使えるようになります。
一方、最新の KDDI のモデム(BL900HW)はハードウェア的に
無線 LAN 機能が元から装備されていますが、
機能を有効にすると有料(月額525円)となるカラクリです(ボッタクリ!)。

マンションなので、Wi-Fi の電波を調べて、空きチャンネルを設定し、
さらにわかりやすいように SSID を手動で設定しましたが、
ちゃんと SSID_nomap の形式にすることもポイントですね。
NEC AtermWL54SE2ワイヤレス LAN ボックス無線 LAN の先に、有線 LAN のハブをぶら下げるような形の機器です。
実家で使用。
写真
Panasonic KX-FB40N
ファックス受信ボックス
(24時間 FAX 待ち受け用)
もちろん PC の内蔵 FAX モデムと FAX ソフトを使えば、
FAX の送受信はできるものですが、
待ち受けのためには PC の電源を
常に入れておく必要があります。
それを回避するための受信専用機。
メモリ受信で FAX データを蓄えておけるので、
あとで随時、パソコンで読み出せばOK。
残念ながら、ニーズが少なかったのか、
すでに生産中止となっており、
フリーマーケットでようやく手に入れる
ことができました。
写真
Omron ME5614U2
USB 外付モデム
V.90 (56K) / FAX (Class 1)
新古品が特売されていたのを入手しました。
アナログモデムは PCI の拡張カードしか持っておらず、
それも Windows 専用のいわゆる「Win モデム」なので、
それとは違った、将来的に Linux でも使い続けることができる
外付けタイプの汎用モデムをキープしておきたいと
常々思い続けていたのですが、
ついに入手する機会を得ることができました。

※本製品は公式にはドライバは Windows しか対応していませんが、
CDC ACM サポートで Linux でも利用できるそうです。

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